とても画期的なマウスピース矯正・インビザライン。
費用はどのくらいかかるのか、気になりますよね。
できるだけ安いところで矯正したいと思う人も多いハズ。
しかし、安さだけを求めるとかえって損をしてしまうケースも少なくないのです。
本記事ではインビザライン費用の相場、インビザラインi7やライト・フルの違い、医療費控除のことなど費用について解説していきます!
この記事を読めば、インビザラインで矯正をするにはどのくらいの予算を用意すればいいかがわかります。
マウスピース矯正・インビザラインの費用相場
クリニックによりますが、だいたい以下のような相場になっています。
(インビザライン・フルしか扱わないクリニックもあります)
※「インビザライン」といえば、ほとんどの場合「インビザライン・フル(コンプリヘンシブパッケージ)」のことをいいます。
つまり、大体の方が「インビザライン」をしよう!となった場合、70万円から120万円は想定しておいたほうがいいということです。
その中でも、任せてもいい!と思う症例数と照らし合わせていくと現実的なお値段は85万円から110万円くらいに狭められるかな、と個人的には思います。(120万円は少しお高いかと…)
また、「インビザラインi7」「インビザライン・ライト」についての説明は、HPでは”軽度な症例の場合”としか書いていないクリニックが多いです。
詳しくは来院してから…という感じでしょうか?
※2018年7月より、ライトは「エキスプレスパッケージ」、フルが「コンプリヘンシブパッケージ」と名前が変更になっています。
自分の矯正には予算がどのくらい必要なのか見極めたいから、カウンセリング前に知っておきたいですよね!
「インビザラインi7」・「インビザライン・ライト」が適用になるのはどんな症例?
前歯の少しのズレや、矯正後の後戻りがある時に使用されることがあるようです。
インビザラインi7・ライトは上記の表のようにそれぞれ最大枚数が決まっていて、前の方の歯の部分矯正用になります。
奥歯が動かせないため、枚数制限のあるインビザラインでは噛みあわせの治療はできません。
安いから、i7やライトでどうにかならないか…と思ってしまいそうですが、「フル」とは違い顎関節の治療は出来ず、前の方の歯は動かせますが、奥歯は動かせないそうです。お気をつけ下さい。
「治療費」以外にかかる追加費用に注意!
セット価格のクリニックもありますが、別料金でかかる費用があるクリニックももちろんあります。
カウンセリングは無料ですが「検査料」としてクリニックにより1.5万〜8万もかかるところが多いです。
以下の項目が別料金ならいくらかかるか、チェックしましょう。
・検査料(1.5万〜8万)
・管理費(数千円)→通院のたびか?作業がある時だけかもチェック
・矯正加速装置(数万円〜十数万円)→スピードオルソ等
・リテーナー代(数万円)
ちなみに、わたしの場合はどうだったかというと
・検査料→無料(紹介だったので
・管理費→5千円(アタッチメントつけはずし・IPRの時のみで3回)
・矯正加速装置→無料
・リテーナー代→無料
でした。
マウスピース矯正・インビザラインは保険適用になる?
マウスピースを使った歯列矯正は、今のところ全額自己負担で健康保険は適用外です。
マウスピース矯正・インビザラインの治療費は、医療費控除の対象になる?
噛み砕いて言うと、「1年間に家族全員の医療費が合わせて10万円を超えた場合には、大変だからその年の税金をその分安くしてあげますよ(戻しますよ)」という制度です。
歯並びを整えるだけの「審美目的」や「予防目的」ではなく、「噛み合わせや顎関節の治療が目的」だと医療費控除を申請できます。
確定申告のとき医療費控除を申請するために、領収書は必ずとっておきましょう!
(通院のときの電車賃も対象になります!)
「インビザライン・i7」・「インビザライン・ライト」では医療費控除にならない?
顎関節や噛みあわせの治療にならないため、インビザラインi7やインビザラインライトでは医療費控除の対象にならない可能性が高いです。
インビザラインの治療費が医療費控除で戻る税額はどのくらい?
仮に年収700万ほどの人が100万の治療費を払い、医療費控除を申請した場合
所得税還付金…207,000円
住民税減税額…90,000円
合計297,000円ほどが戻ります。
こちらの「医療費控除簡易シミュレーター」に数字を入力すると、だいたいの金額がわかります。
参考記事のタイトルとURLを入力してくださいまとめ:なるべく安く済ませたいけど…歯科医の技量と治療方針もチェック!
治療方針からしてその矯正歯科により全然違います。
最初のクリンチェックで作る「治療計画」(マウスピースを作成する時に歯をどのように動かすかを指示するもの)は、経験を積んでいる人とそうでない人が作成したものは全然違ってしまうそうです。
だから、途中でできることや結果も当然、着地点が変わってしまいます。
(途中でできること=抜歯しなくても動かせたり、ワイヤーを使わなくても動かせたり、等々)
もちろん安いにこしたことはないのですが、わたしが調べていく中では、「このクリニックはまだ経験が浅いから安いのかな」「あ、ここもまだ始めたばかりだから安いのか…」というパターンがいくつかありました。
安さだけで決めてしまうと、後々やり直さなければいけなくなったり、無駄に矯正期間が延びてしまったりと困ったことになる可能性もあります。
安いといっても何十万円もする金額をそのクリニックに払って本当にいいのか、よく調べて決めましょう!
わたしのインビザラインの全経過をまとめています。非公開: 【40代のインビザラインブログ】矯正初日から終了まで全経過まとめ
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