こんにちは、ミカコ(@mikakolife)と申します。
わたしはこの記事を書いている4年前、扁桃腺の摘出手術を受けました。
手術を受けた理由や入院したときのことなどはこちらにまとめています。
>私は扁桃摘出手術をして人生が変わった!アラフォー主婦の体験談。
扁桃腺を手術する…というと、
「日帰りで出来るんでしょ」とか「部分麻酔でしょ」とかたいしたことないと思う方も多いようなのですが、
わたしの場合、しっかり「全身麻酔」で「5泊入院」でした。
この記事では、実際のわたしの手術後の画像を載せたいと思います。
扁桃腺の手術に迷っている方は、リスクや手術後の傷の治り方が気になると思いますので、参考にして下さい。
ちょっとグロいです。やはり傷跡なので。ご飯食べながら見るのはおすすめしません。
ではいきます!見たくない人は目をつぶって見て下さい…それは無理。
大人が扁桃腺手術を受けてから・2日後の画像
手術した当日は口を大きく開けることは困難だったので、2日後からどうにか写真を撮っています。
・やはり「肉を焼いている」から、扁桃のあったところが白くなっていますよね。
あ、すみません、火傷といったほうがいいでしょうか(汗)
・のどちんこが通常よりもすごく大きくなってしまい、だらーんと垂れ下がっています。
・手術からしばらくの間、このだらーんが下の付け根にぺたっと当たるの違和感がありました。
・2日めから点滴は外され、手術直後に上がった熱も下がりました。
・声を出すのがつらいのでほとんどしゃべっていません。
・ずっと舌を開口器で押さえられていたからか味覚障害になってしまい、旨味がよくわからなくなりました。
お味噌汁を飲んでも、しょっぱさ…しか感じなくて、お出汁とってないのこれ…みたいな感じになります。
わたしの手術には「コブレーター」という、電気メスよりも低温で焼いてくれる機械(焼いてくれるってw)が使用されています。
コブレーターを使うと、出血や痛みが通常より少ないのだそうです。
何度も手術をこなして、技術を磨いている(と思われた)先生を探してお願いしました。
大人が扁桃腺手術を受けてから・6日目の画像
・まだまだのどちんこも腫れている状態です。
・口が大きく開かず、歯磨きが上手くできず…刺激のあるうがい薬も使えず、舌苔が増えてきています…。
(汚くてすみません)
今は歯医者さんが薦める刺激のないうがい薬を使っているので、この頃のわたしに教えたいです。
喉の違和感・熱いものが痛くて飲めない・固形物を飲み込みづらいのは見た目でわかって頂けると思います。
こんなすごい喉ですが、扁桃炎になっている時の気道がふさがりそうに大きくカンカンになる腫れ方や熱・だるさ・体の節々の痛みに比べたら屁でもないんです。
痛み止めは切れてくるとわかるので、4時間おきくらいに飲んではいました。
このうがい薬の、病院が処方してくれるバージョンを現在使用しています。
大人が扁桃腺手術を受けてから・11日目の画像
・少しずつ、扁桃の白くてこんもりしていた部分(かさぶたでしょうか)がとれてきています!
・しかしあいかわらず、のどちんこは大きいままです。(「のどちんこ」って書いていて、Googleに嫌われないかってちょっと思っているわたしです)
・のど全体もまだ赤いです。
・この頃は、手術直後より痛みは治まってきています。
・ただ、固形物をを飲み込むのはまだつらく、冷たいアイスやぬるいスープばかり飲んでいます。
・声もまだ出しづらい状態です。話せなくはないのですが、少し話が長くなると喉が痛くなりどっと疲れていました。
大人が扁桃腺手術を受けてから・25日目の画像
・まだ術後1か月経っていませんが、喉全体の赤みは治まってきています!
・のどちんこの大きさも徐々に戻ってきています。
・扁桃が合った部分も少し白いですが、ピンク色になってきました。
大人が扁桃腺手術を受けてから35日目の画像
・10日前に比べてのどちんこがもっと小さくなりました。
・扁桃の部分の白かったのがほぼなくなりました。
・声は普通に出せるようになっています。
・味覚は、徐々に戻ってきていますがまだ完全ではない状態でした。
(その後、2〜3か月後には完全に治りました。)
大人が扁桃腺手術を受けてから・3年7か月後の画像
・これは最近の画像です(いきなり年月が飛びましたが…)今は扁桃がないので腫れることは一切なく、声も普通に出せます。味覚もバッチリです。
・風邪さえ年に1度も引きません!(2年に1回くらいです)
…という風に自分で思えたのは、半年経ったころでしょうか。
(お医者さんからは、手術跡は1年経てばほぼ完治と言われていました)
扁桃腺手術の一番大きなリスク・デメリットとは
扁桃炎に年4回以上罹ってしまう方は手術適応となりますが、いざ扁桃腺手術!となるとリスクも考えてしまいますよね。
耳鼻科医の先生がおっしゃる一番のリスクは、手術後の出血でした。
それも、確率は少ないです。(コブレーター使用の場合)
先生曰く74人中1人が24時間以内の1次出血があり、二次出血は8日後に4人だったそうです。
こちらの論文に詳しく載っています。
出血してしまった時は、すぐに診てもらわなくてはなりませんが、あとのデメリットは時間経過と共に緩和していくものでした。
扁桃腺手術のデメリット(わたしは時間経過で緩和したもの)
・味覚障害
・声が出しにくくなる
・喉が痛い
・食べ物(固形物)が食べづらい
リスクやデメリットはしっかりと踏まえた上で手術を検討したほうがよいですね。
ただ、わたしにとってはメリットのほうがはるかに大きいものでした。
まとめ:手術の傷が完治後の生活は一変しました
わたしが扁桃腺の手術を受けた理由は、年に13回も扁桃炎になっていたからです。
しかし「扁桃腺の手術をしてからは扁桃炎を患うことがなくなり、疲れても熱が出なくなり、風邪さえ扁桃腺を切除後は1回しか引いていません。
よほど喉に病巣を抱えていたのかもしれません。
体が丈夫になると、今ま無理だと思っていたことが何でもできる!と思えるようになりました。
まず家の中を3〜4か月かけえて断捨離と模様替えをし、絶対に無理だと思っていたパートにも出られるようになりました。
どこかへ出かけた次の日は1日疲れて動けなかったのに、そんなこともなくなりました。
わたしは本当に扁桃腺をとってしまってよかった!と思っています。
扁桃腺を切除した効果や、後遺症の治り方などは個人差がありますので、参考程度にお考えいただければ幸いです。
いびき、無呼吸は要注意!子供が受けた扁桃摘出・アデノイド切除手術私は扁桃摘出手術をして人生が変わった!アラフォー主婦の体験談。
【おしまい】