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私は扁桃摘出手術をして人生が変わった!アラフォー主婦の体験談。

これまでの人生を振り返った時に「転機」というものがどこにあったか…いくつか思いつきますが、わたしにとって「扁桃切除をしたこと」はかなり大きな転機でした。

今でこそスーパー元気なわたし(@mikakolife)ですが、2015年に扁桃腺を切除する手術を受けるまでは、周りが引くほど病弱でした。

年に13回も扁桃炎を繰り返しており、遠出できない、育児もろくに出来ない日がたくさんありました。

結論から言いますと、わたしは扁桃を摘出してから人生が変わりました!

ミカコ
冗談でも誇張でもなくほんとの話!
この記事は、こんな方に読んでいただきたいです。

  • 大人になってから辛い扁桃炎を繰り返している方
  • 扁桃を切除しようか迷っている方
  • 手術を受けたいが、病院で様子を見ましょう、と言われ断られた方
  • 扁桃摘出手術って、どんな感じになるのか知っておきたい方
  • お母さんで、入院しなければいけないが、子どもをどうするかお悩みの方

扁桃炎はどんな症状?扁桃肥大だったわたしの場合

私は元々「扁桃肥大」(扁桃が大きい状態)でした。

子供のうちは扁桃が大きい事が多く、成長とともに小さくなるのが普通だそうですが、わたしは大きいまま大人になってしまいました。

だから腫れやすい、ということもあったと思います。

わたしの扁桃炎の症状喉が痛くなり炎症が起こる。頭痛がする。
39度前後の熱が一気に出てしまい、悪寒と吐き気、節々の痛みで一睡もできない。
③それに加えて一晩中嘔吐し続けて、水も飲めない…。

毎回この3個がセットでいっぺんに来ました。
そして一度熱が出ると抗生物質を飲むまで熱は下がりませんでした。

抗生物質は病院で処方されるものをその都度飲み切るので、熱が出たらいちいち病院に行かなければならないのもしんどくて…。

2013年は11回2014年には13回扁桃炎になっていました…!!おそろしい…!!

この記事の中でも、その辛さについて書いています。

【子育てがしんどい】年子育児の大変さに、不安になっているママへ【大変な時期の乗り切り方】
ミカコ
子どもが小さくて手がかかる時に自分がこんな状態だと本当に辛いです…。

そのうち、抗生物質を飲む頻度が多いので、耐性菌ができてしまったせいか効く抗生物質が1種類に限られてしまいました。

その強めの抗生物質だって、いつまで効くのか心配になってきました…!

オットから扁桃腺をとる手術を勧められる

 

2014年、わたしの症状がピークだった時に、オットから何度も「もう手術を受けようよ」と幾度となく言われていました。

ネットで調べると、扁桃摘出手術の適応は、「年に3〜4回、2年以上扁桃炎を繰り返す場合」とありましたので、当てはまりすぎる以上に当てはまっていました。

もちろん、わたしも出来ることならこの辛さから早く解放されたかったです。

まだ小さい子どもたちを入院中どうしよう、という気持ちが先に立って、足踏みしていることも事実でした。

オット
早く手術手術!オットさんは心配症…

医者から見放され…かなり凹まされた出来事

 

ある日、扁桃腺が腫れすぎて呼吸が辛くなり耳鼻科を受診した時、「あなたはもうひどすぎるので大学病院に行って下さい」と放り出されてしまいました。

ミカコ
予約もしていないのに、今から行っても大学病院は混雑がひどく、待たされることは目に見えていました…。

でも、手術の相談もしたいし、とにかく今この熱を下げるために抗生物質をもらわなくてはいけない。

そのまま近くの大学病院にフラフラと歩いて行きました。

座っているのもつらい寒気や痛みに耐えながら、5時間、順番を待ちました。

問診票には今までの扁桃炎の症状や、年に13回も罹っていること、摘出手術希望のことも書いたのですが、いよいよ受診となると先生は問診票を読んでいませんでした…。

改めて全てを話すと、私の顔も見ずに、めんどくさそうにこう言いました。

「摘出って言ってもね〜、抗生物質で熱が下がるならそれでいいんじゃない?様子見たら?うちで手術ってなっても1年以上先になるよ、他に重い病気で手術する人いっぱいいるからね」

ミカコ
がーん…

自宅から電車でひと駅のところにある一番大きな病院で、もし入院・手術を受けるならここしかないと思っていたので、絶望的になりました。

わかりました…ととりあえず抗生物質を出してもらって、帰宅しました。

帰り道、「まじか〜…」とフラフラしながら呟いていたのできっと変な人に見えたでしょう…。

でもこのことから、逆にわたしは「絶対に何が何でも手術を受けてやる」と本気で調べだしました。

コブレーターという最新の機械で摘出されたい!

 

わたしは、ネットで扁桃摘出手術についてあらゆることを調べました。

入院日数、費用、リスク、などなどなど…。

そして、扁桃摘出手術にコブレーターという機械を使う先生の論文を読みました。

コブレーターを使用して手術をすると、組織を焼き切る時の熱が電気メスよりも低いため、出血が抑えられ、術後の疼痛が軽減し、回復が早いのだとか!

しかも、その論文を書いた先生はある大きな病院で扁桃摘出手術をしていらっしゃり、その病院は扁桃摘出を推奨している事がわかりました!

(2018年現在は、その病院から独立し、耳鼻科を開業されています)

場所も電車で50分の場所にあり、通院できなくはない!
わたしはすぐに受診することにしました。

大病院の耳鼻科医の診察がすごすぎた

 

早速都内にある大病院に到着。

今まで5〜6件の耳鼻科にお世話になっていたわたしですが、これまで見たことのない最新の設備の中で、大変手際よく受診してもらえました。

先生は一通り見ると、

「年に13回!?それは辛いでしょう!摘出したほうがラクになるよ」

とすぐ言ってくれたので心底ほっとしました。

そして、

「扁桃肥大だけど、途中まではここまでひどくなかったでしょ?産後急に悪化したんじゃないの?」

と言い当てられ驚きました。

たくさんの患者さんを診ていらっしゃるので、すぐにわかってしまうそうです。

やはり出産は体質が変わる…!

そして、扁桃摘出のリスクについてのお話も伺いました。

扁桃腺手術のリスク・後遺症の説明

 

事前にネットでも調べてはいましたが、先生のお話を要約するとこうでした。

 

扁桃摘出のリスク

  • 手術中、口の中を器具でガッチリ抑える為に味覚障害になる可能性がある。
    (通常は数ヶ月経つと戻る。)
  • 術後、突然出血することがある。これは1週間、1か月と時間が経てばリスクががくっと減っていくので、それまでは安静に。
  • 手術後、喉が痛くて普通の食べ物を食べられるまでに時間がかかる。
  • 怪我をすると時間がかかるように、喉にかさぶたができて剥がれてを繰り返し、組織が完全に回復するまでは1年くらいはかかる。

さすがにこのリスクを聞いた時は決意がぐらつきましたが、通常の生活ができない今の状態を改善するべく、リスクも飲み込んで手術を受ける覚悟を決めました!

小学生の娘が手術を受けた時はこんなにリスクの説明はなかったので、大人と子供の違いに驚きました。
(詳しくは『いびき、無呼吸は要注意!子供が受けた扁桃摘出・アデノイド切除手術へ)

術前検査をしてから、約2週間くらいで手術は受けられるそうですが、わたしは子どもが2人とも小学生になる夏休みの間に入院したかったので、約8ヶ月後の8月に入院の予約をとって帰りました。

術前検査から後、扁桃炎にならないように気を使って生活をするのが一番大変でした。

炎症を起こしてしまうと、手術が延期になってしまうからです。

なるべく外出は避け、疲れないように生活をしました。

入院日数とかかった費用

 
↑わたしが入院した個室。

入院日数5泊6日

かかった費用16万弱でした。

贅沢かもしれませんが、わたしは個室でないと眠れないので、差額ベッド代が高いのです。
(つわりで入院した時、4人部屋で一睡もできなかった経験あり)

4〜6人部屋などですと8〜9万ほどで済むのではないかと思います。

扁桃摘出手術でも使える医療保険はあります!

 

医療保険で入院や手術で保険金が支払われるものでも、「扁桃摘出手術は適応範囲外」という商品が多いですよね。

でもこれはひと昔前の話。

今回、この記事を作成するにあたり保険会社の方に話を伺ってみた所、10年ほど前から各社で出している「診療報酬点数ベースの保険」なら、扁桃摘出手術でも保険金の支払いが可能だとのことです。

つまり、病名や手術内容に関係なく、病院の領収証にある自己負担で支払っている分の点数を、保険でまかなえるというものです。(保険商品によって、何点以上ならOKなどの決まりはあります)

これは、わたしが保険会社の担当の方から聞いた話であり、わたし自身は専門家ではないので、実際に医療保険の見直しを検討される方は、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持った方とご相談ください。

 

完全無料で保険のプロに相談できる【保険コネクト】

 

保険コネクト

ミカコ
わたしももっと早く保険の見直しをしておくべきでした…!

入院中、小1と小2の子どもをどうするか

 

子どもは夏休みでも、オットは仕事があります。

また、うちは色々な事情からお互いの親をあまり頼ることはできません。

6日間は、民間の学童保育に子どもをお願いすることにしました。

小学1年生からの利用が可能だったので、タイミングがバッチリ合いました。

車で送迎してくれて、お昼も用意してくれるし、夏休みの宿題もさせてくれるのがとても安心でした。

子供同士で思いっきり遊べるので、うちの年子姉妹は喜んで通っていたみたいです。

オットは子どもにその日着せる服を選ぶことができないというので、わたしが服を組み合わせた写真を6日分撮り、「今日やること」の項目とともに服の写真を貼り、子ども用のノートを作りました。

(ちなみに子どもに「服を選んでいいよ」というと、夏なのに冬服を出してきたりしていました)(笑)

これが子どもにはうれしかったようで、嬉々としてノートの通りに生活していたみたいです。
    ↑その時ノート用にとった服の写真。全て私が縫った服でした。

いよいよ入院・手術

 

手術をする前日に入院し、全身麻酔の説明を受け、夜は普通の食事をしました。

この「普通の食事」が、次に摂れるのはいつになるかとも知らずに…!

翌日の朝から手術でした。

全裸の上から手術着を羽織り、手術室にはハラハラした顔のオットと歩いて行きました。

心配そうなオットを置いて更に奥へ案内されると、いくつもの扉の向こうには広々とした手術室がありました。

準備のために待っている間、多分実習中の学生のお姉さんが、緊張を和らげるために話しかけてくれるのですが、その顔がガチガチにこわばっていて、逆に「ちょっとお〜リラックスしてよ…」と笑ってしまいました。

確か上半身裸で手術台に寝かされました。

腕を置く場所にスポンジがあって、それがちょっと汚く見えて、嫌だな…と思いながら横たわりました。

初めての全身麻酔でしたが、マスクを当てられ目を閉じて吸い込んだらスコーンとすぐに眠ってしまい、「そうだ!寝てる場合じゃない!」と思って目覚めると、ストレッチャーの上にいました。

手術は無事に終わり、自分の病室へ運ばれる所でした。

なんと、寝ていたのはほんの30分くらいで、手術は15分くらいで終了したそうです。

裸だったはずが、気がつけば手術着をまた着ていました。

ミカコ
ちょっと恥ずかしい…

ストレッチャーの揺れが、脳を揺さぶる感じがしてすごく気持ち悪かったのを覚えています。

病室で、天井の照明が眩しすぎたので、オットに照明を消してくれと伝えたいのですが、声がぜんぜん出ずに、で・ん・き!と身振り手振りで伝えても鈍感すぎて全く通じず、看護師さんが察して消してくれました。

オット
にぶくてごめん…

その後、少しベッドで眠り、起きた時に麻酔の影響で一度胃液を吐きました。

夕方になり、麻酔が切れると自分でトイレまで歩けるようになりましたが、少し熱がでました。

快適な入院生活…食べられないけど

 

実際に出た食事。

翌日になると熱も下がり、点滴も外され、痛いのは喉と口内炎だけ。
(器具で口の中を押さえたので、傷がついて口内炎に…)

それも、痛み止めが処方されているので耐えることができます。

お産のときは入院中めちゃくちゃ忙しくて休む暇なかったけれど、この入院は快適でした。

診察は入院中2回くらいで、ご飯は上げ膳据え膳だし、お掃除は入ってくれるし、着替えはためておけばいいし、家事をやらなくていいパラダイスでした(笑)。

スマホでHuluを契約し、ごろごろしながら無料期間分だけめいっぱい映画を観ました

(多分今入院したらPCを持ち込んで、臨場感あふれる入院日記を書いていると思いますが)

今はスマホがあればテレビカードを何枚も買う必要ないですね!

\入院した時の暇つぶしに最適!圧倒的におすすめ!/

声はほとんど出せませんが、かすれ声なら出せます。

ただ、食べ物が…おかゆさえ激痛が走り食べられず、ひたすら売店で買ったアイスとスープだけを飲んでいました。

熱いものもダメなので、アイスが心地よく、スープはよく冷まさないと飲めません。

味覚障害も出ました。

甘い・しょっぱいはなんとなくわかるけど、旨味が感じられず

何を食べても味があまりしない、という状態でした。

いちごアイスだけがしっかり味のわかる、その時の唯一の食べ物でした。

いよいよ退院!ほとんど声は出ないまま…

 

心配していた大量の出血などもなく、経過は良好で、予定通り退院となりました。

退院前の先生の診察で、「やっぱり(扁桃)とってよかったね!切り取ってつまみ上げたら膿がいっぱい出たよー」
と言われて青ざめました。

ミカコ
ぶちゅっといったらしいよ、音が…ヒィィィ!

味覚障害については、時間が経てば元に戻るはず、とのことでした。

その時は不安でしたが、先生の言葉を信じるしかありませんでした。

実際、味覚は4〜5か月で完全に元に戻りました。

喉の痛みは徐々に治まりましたが、2〜3か月はほぼ主食がスープの生活を続けたので、体重が6キロ落ちました。

そして…

手術後、まったく熱を出さなくなった

 

肝心の摘出の成果ですが、扁桃炎になるどころか、風邪さえも引かなくなりました。

自分では、免疫力がとても上がった気がしています。

子どもが胃腸炎になったり溶連菌に罹ったり、風邪を引くとわたしもすぐうつされていたのですが、まったくもらわなくなりました。

手術前は一日出かけると次の日疲労で買い物に行くことさえ億劫だったのが、毎日動けるようになりました!

そして、手術から1年経って、主婦業のかたわら、パートが出来るようにまでなりました。

それまでのわたしでは、「働く」なんて絶対に無理、考えも及ばなかったことです。

6キロ落ちた体重は普通に食べられるようになった3年後もそのままで、胃が小さくなったのか?手術前より少食になった気がします。

(実は今がベスト体重です。わたしは扁桃摘出ダイエットと呼んでいます(笑))

こんなことなら早く手術すればよかった、と今でも思っています。

ミカコ
わたしは手術を受けて本当によかったです…!

まとめ:扁桃摘出手術のメリット・デメリット

扁桃摘出のメリット

  • 扁桃炎にならなくなった
  • 臭い玉が全く出なくなった←時々出ていた
  • 免疫力がつき、風邪すら引かなくなった
  • 熱を出すことがなくなったので、仕事がに就くことができた
  • 強制的に食べる量が減ってやせた
  • 入院中、主婦は家事をしなくていい天国だった

 

扁桃摘出のデメリット

  • 入院する時、主婦は子どもが心配
  • 全身麻酔は気持ちが悪くなった(たった数時間ですが)
  • 味覚障害が4〜5か月続いた
  • 術後、声が出しにくい、声を出すと疲れるということが1〜2か月続いた

いずれも、アラフォー主婦であるわたしの場合のメリット・デメリットです。

ミカコ
手術適応や全身麻酔、味覚障害などについては個人差がありますので、参考までにお知りおき下さい!

デメリットについて、(子どもの事以外は)全て時間が解決してくれたので、わたしはメリットばかりを今感じています。

わたしの場合は術後出血はありませんでしたし、味覚障害も数ヶ月で完治しましたが、全員がそうなるとは限りませんので、手術をするかどうかはご自身で慎重に判断をお願いします。

わたしは本当に扁桃をとっただけで出来ることが増え、人生が変わりました。

数ヶ月のダウンタイムはありましたが、術前のあの発熱地獄に比べたら本当に天国です。

心から手術を受けてよかったと思っています。

これから扁桃摘出をお考えの方の参考になれたら幸いです。

小学1年生の娘が受けた「扁桃摘出・アデノイド切除手術」についてはこちらの記事をご覧ください いびき、無呼吸は要注意!子供が受けた扁桃摘出・アデノイド切除手術

 

【おしまい】

 

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