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「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」の感想・主婦の生活に取り入れる

ツイ廃(Twitterに没頭しすぎて、日常生活に支障をきたす人)になりそうだったミカコ(@mikakolife)です。

でも、「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」という本を読んで、Twitterの通知に振り回されていることに気づきました。

こんな方はこの本を読むと、目からウロコが落ちるかもしれないですよ!

・夢や目標のために前へ進みたいのに中々前進できていない人

・自分の時間を作るのに苦労していて、1日が24時間では足りない人

・やらなくちゃいけないことがたくさんあって飽和状態の人

ミカコ
全部わたしのことなんですけどね…!

自己啓発の本は、自分の今までの状態を客観的に見ることができ、より良い考え方・行動の仕方の提案をしてくれます。

中には「あれ、これは自分に言われているのではないな」と思う「的外れ」な本もありますが、この本はそうではありませんでした。

今のわたしには当てはまるところがとても多く、ここ最近の生活のダメな部分をズバッと指摘された気分でした。

そして、「こう考えればうまくいくよ!」と教えられたみたいで、読み終わる頃には『Twitterの通知を消す』という固い決断を下していました。

エッセンシャル思考の基礎

参考になる文章が多すぎて付箋も多くなる現象…(笑)


エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方です。

  1. 選択…自分の使う時間とエネルギーの使いみちを選ぶ!

    「やらなくては」ではなく、「やると決める」
  2. ノイズ』…世の中の大半のものがノイズであり、重要なものはほとんどない

    「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない」
  3. トレードオフ…全てを手に入れるのは不可能だから、どれが一番重要かを考える


    「全部できる」ではなく、「なんでもできるが、全部はやらない」

     

    …「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」グレッグ・マキューン著
    33ページより引用

この3本柱を中心に、実際にどうすればいいかと、柱に付随する有用な考え方も紹介されていきます。

マンガをまじえての具体的な説明が小気味よく、1時間程度あれば読み終わります。

たったの1時間。

しかし、読む前と読んだ後では全然違いました。

頭の中のもやが晴れたようにすっきりし、自分が一番優先してすべきことはなにか、そのためにはこの時間の足りない飽和状態をどうすればいいのか、はっきりと自覚できました。

今までのわたしの状態(非エッセンシャル思考)

 

ツイ廃になりそうだった、と冒頭で書きましたが、ほぼツイ廃で間違いないです。

仕事が休みの日は、こんな感じでした。↓

・朝起きて、ベッドの上でTwitterの通知を確認

・朝ごはんを作りつつ、合間にリプ返し

・フォローされている方のプロフィールからブログを読み込んでしまう。

・何か家事をしていても、通知が鳴れば何をしていてもちらっとスマホを見てしまう。

・ちらっと見つつ、タイムラインまで確認してしまい、どなたかのブログを読み込んでしまう。

・ちらっと見たつもりが、リプもいいねも出来ないまま、読むだけで時間があっという間に過ぎている…!

あっ、洗濯物を畳んでいる途中だったのに、まだ終わってない…!とか。

家事をする時間がTwitterに押されてしまい…

あ、掃除機かけるの忘れてた…!

あ、買い物行くの忘れてた…!(こればっかり)

目の前のことに集中できず、「やらなければいけないこと」に埋もれて、ブログ記事を書くための時間がなかなか確保できない。

やっと記事を書くぞ!となっても、Twitterの通知が来るたびにちらっと見てしまうので、一向に思考がまとまらず、執筆が進まない。

もしくは、結局ブログを書く時間がとれずに、パソコンの前のソファーで寝落ちしてしまう。

ミカコ
これはひどい…!

わたしは元々、ブログ運営のモチベーションを維持するためにTwitterを始めたはずなのに、これでは見事な!完璧なまでの本末転倒です!!

オット
見事でもなんでもないけどねー。
ミカコ
すみませぬ…。客観的に見ると本当にひどいですね…

Twitterにはたくさんのブログ仲間ができて、会話を見ているだけでも面白いし、今のわたしにはなくてはならないものです。

でも、時間を決めなければいけない、とわかっていても今までずるずると来てしまいました。

主婦業にエッセンシャル思考は合うのか?

 

わたしは主婦なので「やりたくなくてもやらなければならないこと」「家事」はたくさんあります。

家事は、本に書いてあるようにズバッと「やりたくないのにやらなければならないことは切り捨てる、という選択はできません。

だから、家事を自分で選択した「やること」とし、やると決めたからには「いかに効率よく早く終わらせるか」を考え、目標へと進ませる作業時間の確保につとめることにしました。

これは、一つ一つの家事の効率を見直すよいきっかけにもなっています。

本書は、小学校の教師である貴代さん(26)が主人公なので、仕事をする上での考え方に沿っていますが、100%同じとまではいかずとも、主婦の毎日の生活にも充分活かせるのではないかと思います。

どうしても切り捨てられないものに費やす時間が最小限になるよう工夫するだけで、自分のやりたいことをする時間が大きくとれるのが、主婦業のメリットでもあります。

※「切り捨てられないものを最小限にすること」はわたしの解釈になります。

小さな目標に向かって少しずつでも進む

 

本書にはこんな一文がでてきます。

日々のささやかな進歩が飛躍的な達成へとつながる

心理学の研究によると、人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚だそうです。小さくても前進しているという手応えがあれば、未来の成功を信じられ、そのまま進みつづけようという力になります。

「マンガでよくわかる エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン著
159ページより引用

これぞ、ブログを続ける上で必要なこと!

そして今のわたしにとって、前に進んでいるという感覚は、キーワードをしっかりと選定した記事を書くことSEOを学びブログを育てることにほかなりません。

現在のわたしの小さな目標、それは、

2日に1度ブログを更新することと、

検索流入検索されてブログが表示され、読者が来てくれること)を増やす

の2つなのですから。

まずは気になるスマホの通知を消して、目の前のことに集中です!

そして、Twitterで宣言しました。

この宣言で、Twitterの皆様からは賛同するお声をいただき、安心して作業に集中できています。
おかげさまで、「2日に1回更新」が久しぶりに達成できそうです!

努力の方向を絞れば、遠くまで進むことができる

まさにそのとおり!

目標に向かって作業に集中するために

この本の最後の方にに出てくる、この章がとても響きました。

「今、何が重要か」を考える

本にお尻を叩かれている感覚があるのです。

・今この瞬間、目の前のことに100%集中し、「自分の時間」を主観的にコントロールし意識して生きる!

・無駄なこと(過去の失敗や未来への不安)に心を支配されている場合ではない…!

わたしは昨日読み終わったばかりなのに、早く自分の中に染み込ませたくて、何度も目を通しています。

そして過去、自然と「エッセンシャル思考」状態だった時があったのだと思い出しました。

過去、ちょっとだけエッセンシャル思考だったわたし

それは、 2年前のことです。

わたしは家中の断捨離、大掃除、インテリアの統一という大事業(笑)を成し遂げるため、
ものすごく集中していました。

部屋が片付いていない状態が長く続くのが嫌なので、それはもう最優先で行動していました。

その時に書いていたメモ↓(自分用なので雑な字ですみません)

やることを書き出し、不用品を捨て、本当に必要なものだけを買い、洗剤類を白と黒に統一し、ラベルを作って貼り…という作業内容がメモを見るとわかります。

そして終わったものからどんどん線を引いて消していきました。

このタスクに集中するため、早起きして家事を終わらせ、すばやく行動を起こしました。

この作業は約2ヶ月半くらいは続いたのですが、毎日少しずつ線を引いて前へ進み、綺麗になっていく達成感といったらもう、とてもとても充実していました!

すべてが終わる頃には思い通りの家になっていて、気持ちが良くて万歳してちょっと踊りました。

このときのわたしは目標達成のために、一日の限られた時間を計画的に有効に使って、わたしが主体となって自分の時間を生きていました。

完璧に同じとは言えないかもしれませんが、ナチュラルな「プチエッセンシャル思考状態」であったと言えるのではないでしょうか。

そして、あのときのあの充実した感じを味わえるならこれはもうやるしかない!と思うのです。

今度は、長続きできるように、無意識でなく意識してエッセンシャル思考になればよいのです。

まとめ

この本のまとめとしてふさわしい一文をご紹介します。

エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きることです。本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなります。

「マンガでよくわかる エッセンシャル思考」…167ページより

ああ、今日も一日無駄な時間を過ごしてしまった…という後悔のないように毎日を過ごしたいです。

小さな達成があった後には、ご褒美として「今日は一日ツイ廃祭り!」なんて日があってもいいかもしれません(笑)

最後に、この本を読むきっかけを与えて下さったクロネさん(@kuroneblog )の、初心者ブロガーさん向けの本書の記事が大変参考になりますのでご紹介します。

 

【おしまい】