「モトカレマニアの映像化なんて、うまくいけばものすごく面白いドラマになりそう!」
そんな上から目線で失礼します、原作ファンのミカコと申します。
現在コミックスは3巻まで発売中、以下続刊で4巻は2019年12月発売予定です。
今回はそんなモトカレマニアの結末、ユリカの恋の行方について…どうなるか知りたい方はお読みください。
なお、ドラマ版は1話目でかなり話が進んでいるため、オリジナルストーリーとして違った結末になる可能性もあります。
(原作もまだ連載中なので、結末が変わる事はあると思いますが大まかなあらすじを追っていきます)
このドラマのあらすじがだいたいわかっちゃうでしょうよ!っていう動画はこちらです↓
「モトカレマニア」の重要な登場人物4人を紹介(ネタバレあり)
ユニークな登場人物が多い「モトカレマニア」。
しかし、ここで紹介する4人以外はいわゆる「モブ」です。
モブでもエグザイルの人とか、ガンバレルーヤの人とか、面白い起用があるドラマですね。
難波ユリカ=新木優子
この物語の主人公(27歳)。
5年前につきあっていたマコチのことが忘れられず、神格化し崇拝&妄想の日々を過ごす。
(妄想のマコチがビューネくんのCMみたいにユリカの周りに発生している↓画像)
ある不動産会社に入社したことで、ユリカの恋の歯車はまた大きく回りだすのであった!
斉藤(福盛)真=高良健吾
ユリカがマコチと呼ぶ男。ユリカとは5年前に付き合っていた。
いくら斉藤真で検索しても出てこなかったのは、親の事情で名字が「福盛」に変わっていたからであった。
現在は丸の内さくら(38)と同居中。
不動産会社でユリカと再会する。
「すっごいおすすめの物件ある!」って、元カノに営業しちゃう程不動産業に没頭しているらしい(無神経ともいう)。
山下章生=浜野謙太
ユリカが不動産会社に入ってはじめて営業で成功したお客様。
食べ歩きが趣味。
ユリカにアプローチしていい雰囲気になるが、実は山下さんもモトカノマニアだということが判明。
モトカレが忘れられないユリカと共闘し、「脱MKM(モトカノマニア)」しようと努力するが、結局モトカノを求めて旅に出てしまう。
→そのため3巻では全く登場しません!
最初は三角関係を描くのかと思いきや、物語はまた面白い方向に舵を切るのですよね。
丸の内さくら=山口紗弥加
マコチと同居している小説家。(彼女の小説はユリカも愛読している)
超大金持ちなので、広いマンションを買うときに営業担当だったマコチを誘って一緒に入居しました。
マコチには「広すぎて怖いから」という理由で同居を誘ったが、実はモトカレにマコチが似ているから…という、彼女もモトカレマニアなのだった!
最初から、ユリカのことを「この関係を壊す敵」として認識。
「モトカレマニア」でマコチとユリカは元サヤに戻るのか!あらすじをネタバレ
そこですよね。
結論から先にいうと、3巻でユリカはマコチとキスしています!(きゃー)
…ただ、まだ元サヤに戻ったと決まったわけではない。
そこに行き着くまでのあらすじをざっくりと紹介していきます。
原作では1話目でマコチは想像上の人物でしかなかったので、もしかしたら本人は登場しない物語なのかとさえ思いましたが、2話目からご本人登場で一気に読者のワクワク度が高まります。
(ドラマでは1話目序盤から登場しています)
マコチとユリカの温度差が際立つ再会
2人がケンカ別れをしてから5年という時が過ぎているわけで…その間、ずっとユリカはマコチの影を追い求めていました。
しかしマコチはどうだったのか!
…全然思い出してなかったみたい…。がっくりですね。
しかも元カノに不動産の営業をしてしまうという無神経ぶり。
マコチが5年前と変わってしまったことにがっかりしたユリカは、思わずマコチに言い放ってしまいます。
「マコチは変わっちゃったね、まるで別人」と。
そしてマコチは「俺がどうなろうと、難波さんには関係ないんじゃない?」と返します。
勝手に妄想していたマコチとの差についていけなかったのかな、ユリカ。
山下さんとキスしようとしたら、突然の告白
マコチのことはもう忘れよう!と決意し、アプローチしてくる山下さんとの交際に前向きになるユリカでした。
いい雰囲気になってユリカと山下さんがキスをしようとした時、山下さんが「実はモトカノが好きなんです!」と告白。
驚いたことに、ここまでのあらすじがドラマの1話目だけで繰り広げられています。
(まだ連載中のものを含めても4〜5巻にしかならないと思うのですが…やっぱりオリジナルストーリーになるかも?)
ユリカ、山下さんと脱モトカレマニアを目指すが…
ここから分かり合う2人は、脱MKM(モトカレ(カノ)マニア)しようと協力しあいますが、山下さんはモトカノのことが忘れられずに旅立ってしまうのでした。
(ということで原作では途中で存在が消えてます)
「マコチが好き」…ユリカ、告白してしまう!マコチの答えは?
マコチとは仕事仲間としてときめかないよう制御しようとするユリカですが、マコチと2人きりになってちょいといい雰囲気になったら制御が効かなくなり、思わず告白をしてしまいます。
これに対しマコチは無言…。
ユリカの「どうして何も言ってくれないのぉ?!」からが長いのだ。
マコチは思考停止しているようで脳内パニック状態でした。
ファミレス落ち着いて話すと結論は「気持ちはうれしい・かわいいなと思っている・今すぐに答えは出せない」でした。
同居している人がルームシェアだとマコチが話し、ちょっとだけ安心するユリカですが、そう甘くはない。
マコチは正直にすべて話してくれたのに、私(ユリカ)は(マコチを好きになったタイミングについて)嘘をついたことに報いがあるだろう…と話に不吉な含みを持たせています。
同居人・丸の内さくらとの直接対決
マコチがいつもと違う様子なのを察した彼の同居人・丸の内さくらは、すぐにユリカを探し出し高級料亭へ連れていき直接対決を果たします。
お互い腹を探り合ううち、さくらも超弩級のモトカレマニアだということに気づくユリカ。
ユリカは嬉しくて共感してしまいますが、さくらからバッサリ「私達は敵同士」と宣言されてしまいます。
さくらは彼女なりのやり方で、マコチにとって居心地のいい部屋づくりをし彼を取り込もうとするのですが…
ユリカとマコチ、ふっ雰囲気で…キス!!
成り行きでユリカの家に行ったマコチ、かわいいなと思って雰囲気でキスしてしまいます。
「これってそういうこと?(さくらとの)同居も解消?!」と迫るユリカ。
「付き合うとは言っていない!」と焦るマコチ。
以前付き合っていた2人がまた付き合うということは、当然結婚を前提にしているという背景を思うとなかなか踏み切れないようです。
丸の内さくらとの攻防が始まる
マコチに何か変わったことがあるとすぐにさくらは気づいてしまいます。
焦ったさくらはマコチと同衾している写メをユリカに送りつけ、「私達ソフレ(添い寝フレンド)です」と宣言します…!
ここまでがコミックス3巻の内容。
ユリカとマコチの関係に「結婚」が重くのしかかる
このあと、さくらとマコチの間でトラブルが生じ、マコチは同居のマンションを出てしまいます。
そしてユリカの住む部屋へ…。
一緒のベッドで一夜をともにしたユリカは有頂天に。
元サヤ=結婚という大前提があるために、身を乗り出すユリカと引いてしまうマコチで温度差ができてしまいます。
モトカレマニアの面白さはコミックスを読まないとわからないかも。
ここまでおおまかなあらすじをネタバレしてきましたが、書ききれない面白さはコミックスに凝縮されています。
あらすじを書く上で全く触れていませんが、脇を固めるマコチとユリカが勤める不動産会社の人たちは個性的で面白いし、ユリカの親友のおかげで話が進むこともあります。
山下さんとの旅行先で出会うオバチャンたちも相当笑える!
(のだめカンタービレなんかはすごく面白かったんだけどなぁ)
特に面白いのはユリカとマコチの「脳内会議」
ユリカの脳内で繰り広げられる「脳内会議」がとても面白いのです。
名前のついている脳内のユリカだけでも、一体何人登場するのか数えてみました。
・弱気担当大臣
・陰湿担当大臣
・甘い見通し担当大臣
・ひややか担当大臣
・パニック担当大臣
・イイ女メソッド担当大臣
・希望的観測担当大臣
・断定担当大臣
・個人の意見担当大臣
・極めて個人の意見担当大臣
・ときめき警察
・ときめき消火隊員 …などなど
わー!数えたら12人はいた!(これ読むだけでも楽しい)
多分「何人」と決まっているわけではなく、状況によっていろんな思いが入り交じるのでもっと登場するかもしれません。
「担当大臣」っていうのはユリカの脳内限定で、マコチの脳内では「単純な部員」とか「誠実な部員」とかの部員構成になっているもようです(笑)
そんなわけで、ドラマよりコミックスを勧めてしまうミカコであります。
今後ともドラマ・コミックス両方のお話を追っていきたいと思います。