年子姉妹(小5)と(小4)を育てているミカコ(@mikakolife)です、こんにちは。
「育てている」といっても、もうある程度大きくなってきていて、身の回りのことはほぼ自分で出来ます。
もちろん、大きくなってきたらその時その時の悩みは出てきますが、あの0歳と1歳児を抱えて途方に暮れていた頃に比べたら、それはもうものすごく楽になりました。
今、まだ小さな年子や双子・やんちゃなきょうだいのお世話に明け暮れているママに、お伝えしたいことがあります。
それから、あの日、夕暮れに長女をおんぶして次女を抱っこして、自分は頭痛で吐きそうになっていて、家の明かりもつけずにそのままベランダに座り込み、声を押し殺して泣いていたわたしにも。
でも、今が辛いお母さんへ
楽しそうに育児をしている人を見ると、いいなぁ、なんで自分はしんどいんだろ…って思いませんか?わたしはそうでした。
「大きくなったら楽になる」のはわかる、よく小さな子や、年子の親はそう言われますもんね。
だけど今!今日、明日がしんどいお母さんは、自分がラクになることをどんどんやっていきましょう!
モノに頼ってもいいし、近くの人に頼ってもいいです。
頼れるものがあるなら、それは幸せなこと。どんどん手助けを頼むのです!
わたしの場合は、頼れるものが最初はとても限られていて、次女を産んでからの毎日は、こんな小さくてふにゃふにゃの赤ちゃんを守らなくてはいけないというプレッシャーと、1歳の長女が寂しい思いをしないようにしなくてはという焦燥感に押しつぶされそうになっていました。
でもそれでも、少しずつ頼れるものを見つけることが出来ました。
これから、実際にわたしがどんな環境で年子育児をしていたかということと、辛さを乗り切るためにしたことを、書き出していきたいと思います!
年子姉妹を産んでからのわたしの環境
いくら年子で子どもが生まれようとも、事情があってうちは両方の実家とも頼れない状態でした。
(頼れないどころかわたしの実家そのものが悩みの種であったのですが…それはまた別の話。)
しかも、その時期オットは仕事が大変忙しく、月に1〜2日休みが取れればいいほうで、帰りは深夜という日が続き、ほとんどワンオペ育児状態でした。
わたしは元々扁桃腺肥大症で扁桃腺が腫れやすかったのですが、長女を出産後からさらに悪化し、疲労で月に1度は39度の高熱を出していました。
それから、悩みの種がつきない時期でしたので、(実家関係の)ストレスと抱っことおんぶによる肩こりで毎日のように偏頭痛が起こり、早く頭痛薬を飲まないと一晩中吐き続けてしまうという、神経ビリビリの毎日でした。
吐き気と戦い眠れずに、トイレと寝床を這って往復する夜を何日過ごしたことか…。(遠い目)
母乳育児でしたので、薬を飲んだら数時間は母乳をあげられません。
長女も次女もミルクを嫌がる子だったので、飲ませるだけでも大変で、薬はなるべく極限状態まで飲むのを我慢していたため、それはそれは果てしなく続くかのような地獄の日々でした。
だから、ふたりとも卒乳は積極的に早く取り掛かりました。
どちらも、1歳1ヶ月で無理なく卒乳しました。
(次女が生まれたときは長女は卒乳後でした)
それだけでも、非常ーーーーに楽になりました!
超簡単だった、わたしの子どもの卒乳方法
ほんとに簡単でした。一晩でおっぱいはいらなくなりました。
マジックで、おっぱいに顔を書くだけ。
乳頭部分が鼻です。目をその上に書き、口をその下に書き。
しかも、左右で全然違う顔にしました。
そして、お風呂に入る時におもむろに娘に見せて、「ジョンとポールだよ!よろしくね」と言い、ジョンとポールにそれぞれ腹話術っぽく喋らせました(笑)
(なぜジョンとポールなのかはこっちにおいといてね)
娘にとっては、何かのキャラクターのように見えたのでしょう。多分。
その夜、寝る時にちょっとおっぱいを求めてきましたが、ジョンとポールの顔を見て辞めました。
「ここはもう、ジョンとポールになっちゃたから、おっぱいでないや」と言ったら信じていました。
とにかく、これで卒乳はできたので、扁桃炎になったら抗生物質が飲めるし、頭痛がしたら頭痛薬を飲めるようになりました。
たったそれだけのことが、どんなにありがたかったか…!
ファミサポを頼ろうとしたけれど…
新築のマンションに引っ越してきてすぐに次女を生んだので、近所に知り合いは皆無でした。
前述のように体が丈夫ではなかったので、もしものときのために地域のファミリーサポートを頼ろうと登録に行きましたが…。
わたしのように「何か(母親の急病など)があった時だけ、お願いしたい」というケースは珍しいらしく、相談の段階ですごく渋られてしまいました。
理由は、「ボランティアで登録されている人が、定期的に預けてくれないとがっかりするから」、だそうです…。(ボランティアといっても、こちらはお金はお支払いしますよ、安いのかもしれませんが)
正直、えーーーー…と思いましたが、じゃあ、結構です…と登録せずに帰ってきてしまいました。
(ただ、これはわたしのときの場合なので、本当に同じように困っている人は相談したほうがいいですよ、人や自治体によって対応が変わってくることは充分ありえますので!)
今思うと、定期的に預けてしまってもよかったのかもと思いますが、
他に何の用もないのに自分がラクするためだけに預けるのは、なんか違うって思っていたんですよね、その時は。
人の迷惑になるのではないか、他のもっと困っている人の邪魔になるのではないかと考えてしまっていました。
実家のことも含め色々と悩みすぎて、この時期に心療内科のお世話にもなりました。
公園でママ友を作った!
幸い、ファミリータイプの新築マンションは、似たような小さな子供のいる世帯が集まるので、近所の公園には小さな子が沢山いました。
長女のつばめは外で遊ぶことが大好きでしたので、わたしは次女をおんぶして外に出るようになり、つばめと同学年のお母さんとよく話すようになりました。
幼稚園の情報をママ友に沢山教えてもらったり、わたしが高熱を出したときはつばめを預かってもらったり、逆にお友達を預かったりということが増えて、世界が拡がり、心細さは解消されました。
二人乗りベビーカーが神アイテムだった
長女一人だけの時はもちろん一人用のベビーカーを使っていましたが、次女が生まれてからベビーカー+おんぶがしんどくて、清水の舞台から飛び降りるつもりで、二人乗りベビーカーを購入しました。
フィルアンドテッズという海外のメーカーのものでした。
とても頑丈にできていて、荷物をぶら下げてもぐらつかないし、子どもたちも乗り心地がいいのか、二人同時に眠ってしまうこともしばしば。
空気の入っているタイヤなので、押しているときもガラガラ感がなく、すいすい移動できました。
上の子がベビーカーを卒業しても、下の子を前に乗せて、買い物かごを後ろの席に乗せて、ずっと活躍していました。
当時、高い!と思いつつ10万円くらいで購入したのですが、使い倒した後ヤフオクに出したらなんと6万円で売れました!
あのベビーカーが数年間4万で使えたのなら本当にお得でした。
一時保育に預けた!
近所の保育園で、週に1度園庭を開放する日があって、よく長女を遊ばせに行っていたのですが、1歳児以上の子どもの一時保育を実施していることを知りました。
保育園児ではなくても、数時間(時間によって金額が変わる)預けられる制度。
一時保育の説明プリントには、「リフレッシュのため」という項目がありました。
お母さんがラクをしていい制度がちゃんとあることに驚きました。
リフレッシュ…!なんという素晴らしい響き!
でもやっぱりお金がかかるので、うちは一人ずつ預けました。
次女ひよこが1歳をすぎたら、ひよこを預けて長女つばめとだけ遊ぶ時間も作りました。
おかげで幼稚園に入園する時にはどちらも一切泣いたりせず、「友達が集まる楽しいところ」という認識を持って登園できたので、慣れさせるためにも良かったと思います。
下の子が幼稚園に入る時がひとつの区切り
年中になったつばめが入園したばかりのひよこの手を引いて、初めての幼稚園のバスに、2人でニコニコしながら乗って行ったときのことを今でも覚えています。
わたしはその日を心待ちにして頑張ってきたのです。
たった数時間でも、週5日1人の時間が持てるということは本当にありがたかったです。
たとえその時間が掃除や洗濯で全部埋まったとしても、1人でやるのはなんと効率のよいことか!
その日からだんだん、少しずつ年子育児はラクになっていきました。
年子でよかったです!
今まで大変さばかり書いてきましたが、うちの子は年子で良かったと思っています。
お互いに好きなこと、興味があることがまったく一緒なので、ずーーっと2人で遊んでいられます。
まとめ
年子に限らず、小さい子のいるおうちは大変だと思います。
(大変じゃないよーって方はほんとに羨ましい!)
本当はかわいい盛りの頃なのに、自分がいっぱいいっぱいになっていたら、成長を見守るどころじゃなくなってしまいますよね。
もしあの頃のわたしのところへタイムスリップできたら、「そんな真面目にやらなくても大丈夫だよー」と言ってあげたい。
でも、『あの頃のわたし』からは「そんなの無理!」って血走った目で言い返されそうだ(笑)
あくまで、わたしがしてきたことです、参考までに…。
ラクになるためにしたこと
・幼児食が食べられるようになったら積極的に卒乳!
・信頼できるママ友を作る!
・二人乗りベビーカーの活用
・一時保育のリフレッシュ利用
・二人同時に幼稚園に通う日が来るのを楽しみに頑張る!
それから、寝る前に流し読みしていた本にも助けられましたよ!
少しでも、世の中の”しんどい”と思っているママがラクになれますように!
【おしまい】